国内外でなくなったPCメーカーと、不要PCの無料回収について

パソコン業界は常に進化し続けていますが、その一方で、多くのPCメーカーが時代の波に飲まれ、姿を消してきました。

この記事では、国内外でかつて存在していたものの、現在は撤退・倒産・ブランド消滅などによってなくなったPCメーカーの情報をご紹介します。

運営者・著者情報

北海道PC回収センター

北海道PC回収センター

札幌市を拠点として、北海道内のご家庭や会社様を対象に、不要になったパソコンの無料回収・再資源化リサイクルを行っています。「もう使わない古いパソコンがある」「情報漏洩が心配」ご連絡ください。回収できるもの・できないもの回収予約

国内で姿を消したPCメーカー

国内にもかつて一世を風靡したPCメーカーが数多く存在しました。それらは時代のニーズに応えた製品を提供しながらも、技術革新や市場競争の中で撤退を余儀なくされたものが多くあります。

SOTEC(ソーテック)

1990年代から2000年代初頭にかけて、低価格PCの代表格として知られたSOTECは、当時「10万円を切るノートパソコン」などで話題になりました。しかし、製品の信頼性やサポート体制に課題を抱えていたこともあり、2002年にオンキヨーに吸収される形で姿を消しました。現在はSOTECのブランドそのものも完全に終了しています。

HITACHI(日立)

日立製作所は「Prius」シリーズという高品質なデスクトップPC・ノートPCを提供していましたが、2007年にコンシューマ向けPC事業から完全撤退しました。現在は業務用端末やインフラ系の情報システムに注力しています。

SONY(ソニー)

ソニーのVAIOは、スタイリッシュで高機能なパソコンとして一時代を築きました。しかし2014年、事業の見直しによりPC部門は切り離され、「VAIO株式会社」として別会社へ移行しました。現在もVAIOブランドは残っていますが、それはもはやソニーのPCではありません。

三菱電機

三菱は法人向けに独自設計のPCを展開していましたが、2000年代には事業の採算性などからPC分野を撤退。現在では家庭用PC製品の展開は行っておらず、家電やFA機器が主軸となっています。

海外で撤退・倒産したPCメーカー

海外メーカーも例外ではなく、かつて世界中にシェアを持っていた企業が市場から消えていった例は多く存在します。グローバルな再編や買収、ブランドの消滅などがその背景にあります。

Compaq(コンパック)

コンパックは、1980年代から1990年代にかけてIBMと並ぶほどの影響力を持ったアメリカの大手PCメーカーでした。しかし2002年、ヒューレット・パッカード(HP)に買収され、ブランドは次第にフェードアウト。現在では完全にHPの製品体系に統合されており、コンパックという名前は市場から姿を消しました。

Gateway(ゲートウェイ)

アメリカ中西部発祥のGatewayは、牛柄の箱とユニークなマーケティングで知られ、1990年代には一世を風靡しました。2007年にAcerによって買収されましたが、現在は新製品の展開もほぼなく、ブランドとしての存在感は失われつつあります。

Packard Bell(パッカードベル)

ヨーロッパ市場で強かったPackard Bellも、2008年にAcerに買収され、その後はブランドとしてほとんど使われなくなりました。かつては家庭向けPCで人気を誇ったメーカーですが、現在では完全に歴史の一部となっています。

eMachines(イーマシーンズ)

低価格PCの代名詞として知られたeMachinesは、初心者向けとして一定の支持を受けていました。しかし、2004年にGatewayに買収され、そのGatewayもAcerに吸収されたため、eMachinesブランドも自然と消滅しました。

Olivetti(オリベッティ)

イタリアの老舗メーカーOlivettiは、タイプライターからPCへと進出した企業でしたが、現在は通信機器やプリンターなどに事業をシフトし、コンシューマ向けPCからは完全に撤退しています。

不要なPC、無料で回収いたします

これらの「なくなったPCメーカー」の製品を、いまでもご自宅に保管されている方は意外と多くいらっしゃいます。

「メーカーがないから処分できないのでは?」というご不安をお持ちの方へ、無料でのパソコン回収サービスをご案内いたします。

メーカー不問、年式不問、壊れていてもOK!

北海道PC回収センターでは、国内外を問わず、どのメーカーでも無料でパソコンを回収しています。SOTECやコンパック、eMachinesといった既に存在しないメーカーのPCでも問題ありません。電源が入らない、画面が割れている、バッテリーが膨張しているといった状態でも対応可能です。

回収できないもの

CRTモニター系、ブラウン管PCについては回収することができません。ご予約の際に回収対象かどうかご確認ください

回収できる・できないもの案内ページ

データ消去も安心、証明書の発行も可能です

不要なパソコンには個人情報が残っていることが多く、捨てるに捨てられないという声も多く聞かれます。

当社ではハードディスクの物理破壊に加え、**データ消去証明書の発行(有料)**も対応しております。法人の方や個人情報保護が必要な方も安心してご利用いただけます。

出張・郵送・持ち込み、対応可能です

  • 郵送回収:着払いでOK。お近くのコンビニから送るだけ。
  • 出張回収:札幌市内や近郊であればスタッフが無料でお伺いします。
  • 持ち込み:事前にご予約のうえ、当センターまでお持ち込みください。

回収方法についてのご案内

まとめ:古いパソコンにも「処分のプロ」が対応します

「もう動かない」「倒産した・ブランドがなくなったPC」「どこのメーカーかわからない」「捨て方がわからない」…そんなパソコンも、私たちにお任せください。資源として再利用できる部品や素材は、適切にリサイクルされ、環境にも優しい形で処理されます。

まずは、お気軽に北海道PC回収センターへお問い合わせください。不要なパソコンを、安心・安全・無料で回収いたします。

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札幌市を拠点として、北海道内のご家庭や会社様を対象に、不要になったパソコンの無料回収・再資源化リサイクルを行っています。「もう使わない古いパソコンがある」、「情報漏洩が心配」、「自治体の捨て方が分かりづらい」ご連絡ください。

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